特別講演会のご案内です。

講演タイトル:「核融合(フュージョン)エネルギーはいつ実用化されるのか:産官学連携の現在地」

講師:尾崎 弘之 氏

講演概要
「夢のエネルギー」核融合の産業化が進展している。日本の研究レベルは現状世界トップクラスで、国際共同研究施設(フランスのITER)における貢献も大きい。しかし、ここ数年米国、中国の実用化投資が急ピッチで進んでおり、日本で危機感が高まっている。国にとって必須のエネルギー開発で、国際競争に負けるわけには行かない。日本がITやバイオで米国に敗れた轍を踏まないための戦略が必要だが、実用化にはまだ数十年かかる。核融合のようにリスクが高い「ディープテック」をどうやって社会実装するか、日本の産官学連携の現状と未来を語る。

日時:8月27日(水)18時~19時半(予定)
※講演会終了後交流会(参加費5,000円)を予定しております。参加希望の方は講演会お申込みの際に一緒にお申込みください。

場所:久留米大学サテライトオフィス6階
(福岡県福岡市中央区天神1丁目4-2東館エルガーラ6F)
会場にお越しになる際は、大丸東館の東側エレベーターをご使用ください。

※講演会終了後の会員限定YouTube配信を行います。

また、福岡ペン倶楽部会員外の方も「無料」で講演会は参加いただけます。
学生の方も歓迎です。

尾崎 弘之(おざき ひろゆき)

早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター 硏究院教授 
福岡市南区出身。
1984年に野村證券入社、ニューヨーク現地法人などに勤める。モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックスに勤務後、複数の技術系スタートアップを立ち上げ、IPOや上場企業へのM&Aを行う。2005年に東京工科大学教授、2015年に神戸大学教授、2025年より現職。神戸大学名誉教授。
エネルギーの社会実装、大学発スタートアップ支援、環境技術の事業化などの政府委員を多数務める。本年は、核融合エネルギー産業化の仕組み作りをする内閣府委員の仕事に注力中。
近著は「核融合産業化の動向と仕組みがよくわかる本」(秀和システム)、「スタートアップ10の提言」(中央経済社)、「プランBの教科書」(インターナショナル新書)など多数。
鹿児島ラ・サール高校卒業、東京大学法学部卒業、ニューヨーク大学MBA、早稲田大学アジア太平洋研究科博士後期課程修了 博士(学術)。

参加ご希望の方は、下記フォームよりご入力、の上8/20(水)までにお申し込みください。


    皆様のご参加、お待ちしております。