福岡を代表する洋画家、中村研一・琢二の生家を守る福岡ペン倶楽部会員の中村嘉彦氏(研一氏の孫)のご厚意により、ご自宅を改造された生家美術館を見学します。
所蔵作品100点あまり、さりげなく飾ってあります。
また、藤田嗣治と一緒にフランスで購入した100年以上前のテーブルや古箪笥など歴史を感じさせてくれます。敷地には、樹齢500年以上8mのクスノキもあり、癒しの空間でもあります。また、唐津街道に面しているため、昔の道も楽しめます。
最近では、棟方志功の多分未発表であろう作品や色鮮やかな錦絵、古地図なども発見。一見の価値ありです。
中村氏の説明を聞きながら見学し、そして手打ちそばをいただく会を開催します。
自分で打ちたい人も食べるだけの人もOKです。皆様、ぜひご参加ください。

日時:令和5年11月18日(土)11:00~14:00
場所:宗像市原町159 
アクセス:天神郵便局前から赤間急行乗車(20分に1本づつ)、光岡(みつおか)下車
   天神から約55分。900円。
参加費:1,000円(昼食代含む)※お酒もご用意いただくそうです。
申込方法:参加希望をメールで事務局までご連絡ください。
  美術に興味ある友人知人家族も歓迎。
申込締切:11月10日
希望人数:15人程度

中村研一は、宗像郡宮田村(現宗像市)に生まれる。大正3年県立中学修猷館を卒業。翌年上京し、本郷洋画研究所を経て東京美術学校で岡田三郎助に師事する。同校卒業の同9年に帝展に初入選し、翌年特選を受賞。同12年渡仏、サロン・ドートンヌ会員となる。昭和3年の帰国後は帝展で特選を連続受賞するなど、官展、日展の重鎮として活躍。同25年日本芸術院会員。戦後は手堅い写実に鮮やかな色感を加味した力強い画風を推し進めた。(福岡県立美術館より)

参加ご希望の方は、下記項目ご入力の上お申し込みください。